非健康日記6号
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6月21日(木) 今頃基準値が変わっちゃう?
『
メタボのウエスト値 国際組織が新指標 日本側は反発
』
記事引用
メタボリック症候群の診断基準作りに取り組む国際組織が、「男性85センチ、女性90センチ以上」とする日本のウエスト基準値と異なる「男性90センチ、女性80センチ以上」という独自の日本人向け基準を決めた。心筋梗塞(こうそく)などを起こすリスクのある人を正しく判別できるとの説明だが、日本の基準を作った側は反発している。
来春からメタボリックシンドロームに特化した検診がはじまるのですが、実はその判定基準は、大筋でかたまっているものの、実はいろんな項目で揺れているのです。7月に尿酸値が入る予定という噂だったのにいつのまにか消え、血糖値も現行は空腹時血糖値110mg/dlのところが100mg/dlに厳しくなるかもしれないとか、高脂血症が脂質代謝異常に名称が変更になったり。
名称変更以外は噂なので、決定事項ではありません。念のため。
今後どうなるか予想がつかないのですが、ウエストサイズを目安にしているのは非常にわかりやすく、一般の人への啓蒙効果は素晴らしいものだと思います。
ただし、日本の基準値は男女逆にしたほうがいいんじゃないかという意見は国内の研究者からちらほら聞く話ではあります。ともかく、「日本人の健康づくり」のことなのですから、研究者同士の意地の張り合いだけは避けていただきたいものです。
6月20日(水) 夢のやせ薬になるか?
またも日記が月記状態になっておりました。いま、来春から始まる特定検診の準備関連での仕事が殺到していて、ひーひー言ってます。
といっても準備に追われているのは関連分野の一部の業界の人だけで、世間的に好景気とかというわけでなく、むしろここ1ヶ月間ぐらいは年金と老人介護サービス問題で世間は大揺れだったように思います。
年金はともかく。来週から始まる特定検診と付随する保健指導が、老人介護サービスで発生した制度上の問題などの失敗を繰り返さないように願いばかりです。
コムスン社の話題が多く出ていますが、不正架空請求は他社でも何度も頻繁に摘発されていて、業界として「不正に手を染めないといけない」ような制度上の問題が根源にあるのではないかと個人的には考えています・
『
米で処方せん不要の「やせ薬」発売、売り切れ続出
』
記事引用
米食品医薬品局(FDA)が初めて認可した処方せん不要のダイエット薬が6月中旬、全米で発売され、ドラッグストアで売り切れが続出する人気となっている。
残念ながらアメリカの話。日本よりもアメリカの肥満と死亡に関する健康状態は「悲惨」であり、これまで政府が数多くのキャンペーンを行っているにも関わらず肥満者数の数がなかなか減らない現状があります。
さて、FDAのお墨付きということでアメリカの消費者は飛びついているようですが、だからといって安全かどうかは私自身は多少疑問符を持っています。多少の副作用的な症状の発生確率(健康上のデメリット)と薬によるダイエット効果を天秤にかけて、ダイエット効果のメリットのほうが大きいと判断したのかもしれません。日本人と肥満度が高い人口比が高いとおいう「お国事情」がFDAに科学的判断のほかに国策としての判断が加味されたかもしれないのです。
またアメリカ人の多くを占める人種と日本人では人種差による肥満に対する「抵抗力」、遺伝構造も違います。アメリカでOKだから日本人でOKなのかというとそうではないのです。もしかするとアメリカでは素晴らしい効果が上がっても、日本人にはあまり効果がないかもしれません。副作用ばかり強く出て健康を害してしまう可能性も否定できません。
くれぐれも あわてて個人輸入などされないようにしてください。薬で痩せてもリバウンドすれば元の木阿弥ですし。急にやせると体力低下などをはじめとする健康上のデメリットのほか、皮膚がたるんで老けて見えやすいという美容上のデメリットもあります。記事本文にあったように、
「たくさん食べても太らない」という薬ではない
ようです。
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