管理栄養士菊池真由子のダイエットクラス

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健康コラム - ダイエット -

日本では、ダイエットを成功させるには、食事のコントロールと運動習慣の両方を取り入れる方法が科学的根拠があると認められている唯一の方法です。しかし、一度に両方をするのも無理がかかることです。取り入れやすい「食事」のほうが手軽に取り入れやすいのが確かです。

そこで、食事をコントロールして行うダイエット方法をプロの眼でチェックしてみましょう。

1.特定の食品を毎日食べるダイエット方法

「**(食品名)ダイエット」というパターン。食品は「りんご」「バナナ」「キャベツ」「トマトジュース」「グレープフルーツとゆで卵」など様々。

この方法は、痩せた体重を維持出来ないことがほとんどです。リバウンドが多く、元の体重以上に増えてしまうことも少なくありません。

確かに1つ1つの食品には良い健康効果をもたらすものばかりです。しかし、主食(ご飯やパンなど)でもないのに、毎日繰り返して食べて栄養に偏りがでてきてしまいます。

しかも、果物は果糖が多いので、ダイエット方法にのっとって果物を食べ続けていると、食べ過ぎてしまっていることすらあります。野菜も含め「**ばっかり」食べていることになり、栄養は簡単にアンバランスになり、痩せてもたるんだ体つきになりやすいパターンです。

また、体重が落ちても、そのダイエット方法を中止すると簡単に元に戻ってしまうことが多いのです。

(果物なら両手の親指と人差し指で輪を作った大きさぐらいが1日の適量です。林檎なら1/2個、バナナなら1/2本程度です)

2.1日1食のダイエット、断食(ファスティング)

おすすめしません。
食事や医学的知識がない人が行って、健康上のトラブル(めまいやふらつき、体力低下、貧血、風邪を引きやすくなったなど)が起きても、対処のしかたが解らないからです。

そもそも起きた健康上のトラブルや体調不良が、ダイエット方法に原因があるという冷静な判断がつかないからです。

ある程度の体重管理、太りすぎは問題ですが、ある程度の体重は、体力としても必要です。スリムになることで自分が「若く見られたい」というのであれば、まず、ある程度流行を意識した、清潔感のある服装で印象がずいぶん変わってきます。

また「年相応」という気持ちも忘れてはなりません。若くみられる=幼くなってしまう、というデメリットもあることを憶えておいてください。

3.低炭水化物ダイエット

食事を「大盛り(替え玉)」「おかわり自由」「丼・カレー中心」「麺類+ミニごはん(丼)」という食事パターンの人には向いています。

肥満やメタボの人向けです。

ただし、長期間続けても大丈夫(健康を維持できる)という科学的根拠はありません。「試す」程度に考え、肥満やメタボの基準以下に戻れば、目標は達成できたと考えましょう。

また、ご飯類を全く抜いてしまうという極端なことをすると、身体や脳に必要なエネエルギーが行き渡りません。集中力低下や全身倦怠感などが起きてしまいます。炭水化物も生命を維持していくうえで必要な栄養成分です。

お茶碗一杯程度のご飯は食べるようにしましょう。

4.ダイエット用食品・サプリメント

痩せやすいものの、心身のストレスが貯まりやすい方法です。リバウンドも大きく、痩せた体重を維持しにくいので、おすすめしません。

ダイエット用食品は、利用している間は体重が落ちやすくなっています。摂取カロリーの制限をしているので、体重が落ちやすいのは当然です。

しかし、ダイエット中に「太りにくい(痩せやすい)食事習慣」が身についていないので、リバウンドが大きいのが難点です。

このほか、使用していて体調不良(下痢や生理不順など)を起こしてしまうこともあります。少しでも体調に違和感があれば即使用を中止する必要があります。

ダイエット用食品やサプリメントには、含有成分に薬事法違反成分など、身体にとって有害な成分を使っている商品もあります。海外製品では死亡事故もおきていることを忘れないでおきたいところです。

5.食事内容や体重を記録するダイエット

確実にダイエットを成功しやすい方法として、おすすめします。

慣れるまでは面倒かも知れませんが、自分で自分の食べる内容や量、クセを知る事ができます。

自分で自分の食事内容や体重を冷静に振り返ることで、似たようなメニューを繰り返し食べている、予想外に食べ過ぎていた、体重が増えたのはこれが原因など、自分で自分の問題点を把握できるのが良いところです。

自分で気づいて食事の内容や量をコントロールしはじめると、ダイエットが続けやすく、リバウンドもしにくくなり目標が達成しやすくなります。

 

最後に・・・

どんなダイエット方法であっても、モデルケースになったダイエット成功談に対して体重の減り具合が気になります。

もともとあった体重が相当多い(男性なら90kg、女性なら80Kg以上)の場合なら、数Kg痩せるのは、そんなに難しいことではありません。しかし、体重が「普通」「小太り」程度の場合、数キロも痩せるのは大変な事です。これは、もともとあった体重に対して痩せる体重の割合で考えみると納得がいきます。

仮に体重の5%のダイエットをしたとします。100kgあった人が5%の減量をするとマイナス5Kgですが、体重50Kgの人の5%は2.5kgです。同じ5%を減らしたところ、結果の数字は全く異なります。元の体重が重たいほど、減るkgの数字は大きくなります。つまり、体重50kgの人が2.5kgダイエットするのと5kgダイエットするには「体重に対する割合」が違うのです。

つまり、単純に10Kg痩せたと書いてあっても、もとが80kg以上あるような人ならそれでも70kgはあり、まだまだ痩せる余地はあります。ですが、50kg程度の人なら40kgになり、痩せすぎになってしまいますし、実際にそこまで痩せるのは困難です。

なので、単純に「◯◯kg痩せた!」という部分だけに注目せず、ダイエット開始前の体重がどのくらいであったかもチェックしておきましょう。

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