ダイエットクラスブログ

忙しい人でも取り入れられる夕食にポイント

2017年06月01日

こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。

今回のテーマは、忙しい時の夕食です。テーマとしてリクエストがあったものですが、私としても、ここ3週間ほど多忙で夕食の時間がずれたり、疲れすぎて食事内容が乱れたりと散々でした。

というのも、『図解 食べても食べても太らない法: 読んでるうちに「ムダな食欲」が消えていく

6月14日に発売になります。

図解本というのは写真やイラストで内容を解りやすくしたフルカラー本です。

その制作にあたって原稿や写真、イラストのチェックと大忙し。

睡眠時間が4時間になる日や原稿を送り返すために宅配便では間に合わなくて出版社に持参したり、持参した先でまる1日打ち合わせをしたりなど3週間ほど「頭痛が痛い」と意味不明なことを言ってしまうほど忙しかったのです。

もちろん疲労困憊で終わったときには燃え尽きました。

そこで、私の経験を踏まえて忙しい時を元気に乗り越えられるコツをお伝えします。

忙しいと一番乱れるは「時間」より「内容」

忙しいと一番乱れるのが「時間」と考えがちです。

仕事のキリの良いところまで業務をこなす、やっても終わらなくて疲れきるまでやる、ということが起きがちなので終業時間が乱れます。

このため「夕食の食べはじめの時間」「食べ終わり」時間が狂ってきます。

しかし、実際には忙しいときは1日単位ではなく、数日・数週間の単位で起こります。

ですから、疲れが「食べたいと思う内容」に変化をもたらすのです。

「疲れたら甘い物」「ストレスがかかってアレコレ食べたくなる」「疲れたから食欲不振」など間食を含めて食べる内容が変化するのです

忙しい時こそ対策したい「ストレス」と「疲労回復」

多忙な時にこそ必要なのが「ストレス」と「疲労回復」です。

忙しいとストレスがかかるし、疲れる、これが連続すると更にストレスがかかって疲労回復が遅れるという悪循環に陥ります。

この2つを一度に回復するのが「睡眠」です。しかし、忙しいからこそ睡眠時間を削ることなど当たり前のように起きる出来事。

そこでおすすめなのが果汁100%のオンジジースです。

ストレスと疲労回復を解決するオレンジジュース

オレンジジュースには、 1)ストレスに対抗する栄養素であるビタミンCが豊富 2)疲労回復に欠かせないクエン酸が豊富 3)疲労を軽くし、老廃物の代謝をスムーズにするビタミンB1、B2が豊富 4)抗ストレスホルモンの材料であるパントテン酸が豊富
 
1日1回200CC程度でOKです。疲労が激しくて甘い物が欲しくなっている人は2回ぐらい飲むのがおすすめ。ですが、3回を越えると果糖の取り過ぎで太る可能性があるので、量と回数を守ってくださいね。
 
オレンジジュースはスーパーやコンビニで売っている「濃縮還元」タイプで充分です。わざわざオレンジを買ってきてジュースを作る必要はありません。
 
ただし、上記の栄養成分は「果汁100%」のタイプです。果汁の比率が低いものでは効果が得られないことは覚えておきましょう。
 

飲むタイミングは?

オレンジジュースの特徴としてカフェインが含まれていない、ということがあります。

カフェインは目が冴える効果があり、朝に飲むと日中の作業がはかどりますが夜に飲むと安眠を邪魔してしまいます。

そのカフェインがないことと、1日の疲れは夜に出やすいので、 1)夕方以降で疲れを感じたとき 2)夕食時*体重が気になる人は食前 3)翌日の疲れをひきずっている朝、がおすすめです。

安眠には温かい飲み物がお薦めなのですが、これから暑くなっていく時期には冷ためのオレンジジュースでストレスと疲労を解決させましょう!

編集後記

図解 食べても食べても太らない法: 読んでるうちに「ムダな食欲」が消えていく

★6月16日発売

この本は、ベストセラーとなった、拙著『食べても食べても太らない法』が、好評につき図解本となったのです。

この本は本来セブンイレブンのプライベートブランド本として制作が決定しました。

そこで出版社の編集部とセブンイレブン側の担当者が入っての原稿作りとなり、予想外に時間がかかってしまいました。

そのため個別の担当者からバラバラに確認の電話やメール、ゲラ(本として印刷した状態での原稿)が送られてきたのです。

しかし、私はひとり。いつもの3倍ぐらい頑張った気持ちです。忙しい上に疲れました・・・。

そんな力作『図解 食べても食べても太らない法: 読んでるうちに「ムダな食欲」が消えていく

全国のセブンイレブンでは書店より2日早い6月14日発売です。