ダイエットクラスブログ

花粉は昨年の4.4倍!

2017年02月05日

こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。

今年も花粉症のシーズンに入ってきましたね。なんと今年の花粉は、【昨年の4.4倍】という驚きの飛散量になるとのことです。

気象予報が民間化されているために予報によってバラつきがありますが、昨年に比べて【6倍】としているところもあり、トンデモない量が飛び交うのは確実です。

これでは、これまで「花粉症のシーズンにくしゃみが増えていた程度」というようなごく軽い、つまり「花粉症予備軍」ともいえる人まで発症してしまう可能性が大きいのです。

花粉症は花粉に接触する量が増えるほど症状が出やすくなるのですから、「いままで花粉症にならなかったから、自分は大丈夫」と考えていた人も、今年は要注意の年になります。

当然、これまで花粉症で悩んでいるひとは【症状がかなり重くなる】と覚悟しておく必要です。

花粉症を悪化させる食事!?

花粉症を悪化させてしまう食事があるのをご存じですか?

知らなくて鼻水が止まらなくなってしまっているかもしれません。

その代表的なものが「コーヒー」。

鼻をぐずぐずやりながらコーヒーを飲んでいる人は多いですよね。しかし、コーヒーは花粉症の症状を重くする働きがあるのです。はっきりとした理由は明らかになっていませんが、カフェインの影響が大きいのです。ですから、今から控えておくのが良いですね。

詳しい食生活については【動画セミナー】にて解説しています。

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女性ファッション誌「SUPRE」12月号にて【花粉症の専門家】として取材をうけた内容も詳しく解説。

コチラを見ると「なぜコーヒーがダメなのか」「コーヒーの代わりに何を飲むのが良いのか」が解ります!

特に都市部に住んでいる人は要注意

実はスギがたくさん生えている(植林されている)東北地方などは花粉の飛散量は多いですが、花粉症患者はそんなに多くありません。

これには2つの理由があります。
1)花粉は遠距離を飛散する特徴があること。
2)一度落下した花粉は土に吸着されるものの、コンクリートやアスファルトには吸着されない。
 
この2つの理由から「花粉の多い知識から風に乗ってやってくる」「地面に吸着されず、一回落ちてももう一度花粉が舞い上がる」ことになってしまう都市部で特に花粉の飛散量が多くなってしまうのです。

そこで、今できる花粉症対策として
1) いますぐ、メガネ、マスクをかけて目や鼻からの侵入をブロック
2) 花粉症対策の食生活をする
ということが挙げられます。

1) のメガネやマスクは定番ですが、市販のマスクは必ず「花粉用」を使うのがポイント。マスクでも風邪用よりも遙かに効果があります。

2) の食生活については沢山の方策がありますが、
a)症状が改善するような食生活を送る
b)症状が悪化しないような食生活を送る
という、この2つが重要です。

効果のありそうなサプリメントは乳酸菌

花粉症は免疫システムの崩れから起きるとされています。そこで体の免疫の約7割を支える腸をシッカリと健康にしておく必要があります。

そのために手軽なのがサプリメント。必要な成分だけをピックアップして摂ることができます。

花粉症対策として市販されているサプリメントには
・α(アルファ)-リノレン酸
・メチル化カテキン あるいは カテキン
・鼻スッキリなどの表記で、様々な成分がブレンドしてあるもの
・乳酸菌
などです。

α-リノレン酸はアレルギーの炎症を抑える効果がありますが、花粉症に対して実際の効果の有無、またどの程度の量を飲むと良いかハッキリしていません。

メチル化カテキンも同様です。花粉症対策として科学的に根拠をもつ「べにふうき茶」の成分ですがお茶として飲むと効果があっても、サプリメントしての効果は不明です。

ブレンドしてあるものは、それぞれの量が少なかったり、「毒にも薬にもならない」と表現したくなるような無難な栄養成分が入っているだけです。

そこで、有望なのが乳酸菌です。腸内環境を良くして体の免疫力を高めてくれます。

ただし、広告にあるような「特定の乳酸菌」が本当に「誰にでも、症状の重さ、軽さに関わらず」効果があるかどうかは明らかになっていません。

やはり日頃から
1) 偏食しない
2) コーヒーや刺激物は食べない
というような食生活が重要です。

編集後記

花粉症対策の動画を撮影した時。

1日に何をどれだけ食べれば良いかを映像でお伝えするために肉や魚、卵や豆腐を用意しました。

順序よく撮影が進んだものの、次々と実物を出していたので撮影したらすぐ次のシーンと移っていました。

その後、食品達を持って帰ると乾燥した室内の影響で野菜類はしなびきってました。

あーあ、と思いつつ肉や魚を容器から出すと「うわ!」と思わず声が出ました。

撮影用の部屋の空調と撮影用ライトの影響で室内はそれなりの室温です。

要冷蔵の肉や魚をそんな所に放置していたので「いたんでる・・・」。

動画にはニオイがつかなくて良かった、と思った瞬間でした。

花粉症と食事については★『花粉症からあなたを守る食事学』があります。

食事の内容を少し変えるだけで、花粉症の症状を軽くするような内容を盛り込んでいます。

パソコン、スマホ、タブレットで読めますよ。