こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。
今日はバレンタインデーですね。
チョコレートも告白や義理を通り越して友チョコなど、親交を楽しむものへ変化してきています。
そこで問題になるのが、男女を問わず「チョコレートのもらいすぎ」と「店頭にチョコレートが並び過ぎて衝動買いしてしまう」ということです。
手元にたくさんチョコがあると、つい食べ過ぎてしまいますよね。
チョコレートはお菓子のなかでも特別な位置づけにあります。マニア、とまではいかなくても「お菓子のなかでもチョコは大好き」という人は少なくありません。
これは、チョコレートの甘味と香り成分が脳に幸福感とリラックスをもたらすからです。
なので、チョコを食べるとストレスもスーッと消える経験を無意識に繰り返してしまいます。もちろん特有の甘い味も「美味しかった」と感じます。
美味しいだけでなく、心が上向きになるチョコの味は「もう一度食べたい」という気持ちを呼び起こします。これを何度も繰り返すと「やみつきの味」になり、チョコが大好きという名前の「チョコレート中毒」になってしまうのです。
チョコレートは冷蔵庫で保存すると、日持ちがします。商品によってバラつきがありますが、トリュフや生チョコなら1週間ぐらい。手作り品は念のために3日以内。しかし、1粒タイプになっているものなら常温で約2ヶ月です。
トリュフなどは生クリームを混ぜてあるので日持ちがあまりしませんが、1粒タイプの「型に流し込んで花やハートの形になっている」というようなものは2ヶ月ぐらい平気です。
なので、トリュフなどは早めに食べてしまわないといけないのですが、1粒タイプのものは食べるのに時間がかかっても全く問題ありません。
なので、今の時期に集中してチョコレートを焦ってバクバク食べなくても良いのです。「もったいないから」と自分で自分に言い訳すると食べ過ぎになって体重オーバーになってしまいますよ!
目安は1日2個まで。小分けに食べて、日にちをかけて楽しむのがコツです。
チョコのなかで、高カカオ・高ポリフェノールのものが見かけられるようになりました。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールの効果や含有量の多さがウリになっています。
高カカオにすると、チョコレートの甘味成分が減り苦みが強くなります。一般的なチョコと違い、砂糖やミルクの使用量が減るからです。
しかし、高カカオになると自然に増えるのがなんと「脂肪」!実は高カカオチョコは高脂肪チョコだったのです。甘くないから太らない、という事ではありません!
なので、高カカオチョコを食べるならアーモンドチョコになっているタイプを選んで「カカオポリフェノールを取り込みつつ高脂肪のチョコを食べ過ぎない」のがポイントです。
雑誌の取材がありましたのでご紹介します。
「MONOQLO(モノクロ) 2019年 03 月号」 *育毛のウソ・ホント キンドル版あり・アンリミテッド対象
「女性自身 2019年2月5日号」 *ねばねば食材利用帖
女性自身は週刊誌なので、最新号ではなくなってしまったのですが在庫や美容院、病院、薬局などの待合室などにおいてありますのでぜひチェックしてみてくださいね。