ダイエットクラスブログ

キャベツで帳消しを成功させるには

2019年01月30日

こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。

年末年始で増えてしまった体重がなかなか減らなくて焦ってきたころではないでしょうか?

そんなときに役立つのが「キャベツ」キャベツで食べ過ぎを帳消しにする方法は拙著で解説しています。

図解食べても食べても太らない法

ですが、ラクして落としたい!というリクエストがありましたのでご紹介します。

食べ過ぎたあとのカロリーセーブにキャベツを食べる

体重オーバーは、食べ過ぎが積み重なって起きるのです。そこで、毎日の食事にキャベツを取り入れてください。

食べる量は生のキャベツのせん切りを片手1杯程度1日3食なら、どのタイミングで食べても構いませんが、オススメは夕食です。夕食の食後は寝るだけなので、活動でカロリーを消費しないからです。

もちろん「何かを足したら、何かを減らす」これは前回もお伝えしたダイエットの鉄則です。

日頃の食事の1品をキャベツのせん切りに置き換えるのです。「追加」ではなく「なにかを減らしてキャベツにする」というのがポイントです。

せん切りにするとボリュームが増えて「食べても食べても」太りません。キャベツは97%が水分なので、もっと食べても大丈夫!しかも口いっぱいになるので、食事の満足感は絶大です。

しかも食物繊維が豊富なので便秘の改善・予防にも効果的。美肌効果、免疫力アップのあるビタミンCもあります。

白い芯の部分に食物繊維が豊富で、緑色の葉の部分にビタミンCが多くなっています。

マヨネーズとトンカツだけは・・・

生のキャベツを食べるのなら、味付けが必要。そこでスタンダードなのがマヨネーズ。ただし、マヨネーズは「消化吸収の良い脂肪」なのでNG。代わりにドレッシングをつかいましょう。ノンオイルドレッシングは案外糖質が多いので普通のドレッシングがおすすめです。

そしてキャベツのせん切りといえばトンカツ!外食でもキャベツを食べるならトンカツ、となってしまいます。

トンカツを含め、揚げ物は回数を抑えておきたいものです。しかし食べたいときもありますよね。そこで「トンカツは両端を残す」のがダイエットポイント。

トンカツの両端は脂身ばかりなので、残すとカロリーカットができます。カットした断面をみると、脂身と肉の部分が見分けられるので確認してみてくださいね。

ほかに外食でキャベツが多いのが「お好み焼き」。外食でも野菜が多めのメニューです。ただし、キャベツは生でないので、ボリボリ食べるといった「口がいっぱいになって食べきったという満足感」が薄いのが難点。

さらに、仕上げにマヨネーズをかければ・・・。そこで「マヨネーズ抜き」をおすすめします。物足りないかもしれませんが、案外すぐ慣れます。または辛子つけてみるのも良いですね。

牛丼チェーンでのサラダのキャベツが案外おすすめです。ただし、牛丼はご飯の食べ過ぎになってしまうのでバランスが難しいですね。

なるだけご自宅で食事をされるときにキャベツのせん切りを取り入れてください!

編集後記

我が家では、キャベツのせん切りの人気がなくて炒め物に変身していることがほとんどです。サラダで食べ過ぎて飽きてしまった、というのが理由なんです。主人が「ダイエットしたい」と言い出して半年ぐらい2~3日に1回は出てきていたのです。

ですが、せん切りのサラダを食べていた時のほうが主人の体重は軽かった!

食べ飽きるほど、というのは食べ過ぎですが、効果はありますよ!

キャベツの詳しいダイエット効果については「図解」よりも「文庫版」のほうがシッカリ解説してあります。

キンドル版ならアマゾンアンリミテッド対象本なので、気軽に読んで頂けます。

食べても食べても太らない法』