こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。
『図解 食べても食べても太らない法』の1節である『低カロリーにこだわっても痩せない理由』がダイヤモンドオンライン(DOL)に取り上げられました!
DOL 『「ざるそば」よりも「天ぷらそば」が太りにくい理由』
そこで今号では【カロリーが低くても痩せない理由】について解説します。
誰でもカロリーが低いほど痩せる、と思っています。
そう考えるとカロリーの低いメニューばかり食べたり、カロリーの低い「置き換えダイエット食品」を使えば痩せるはずです。
ところが、カンタンに痩せないのが現実。その証拠に低カロリー食やドリンク類の「置き換えダイエット」で痩せる人が沢山居れば、ダイエットに悩む人はいないはず。
あれほど毎日ダイエット食品のCMは流れないですよね。
ダイエット食品は一時的に体重が減ってもリバウンドを起こしているのです。
メーカーもそれを知っての販売戦略を立てています。そうでなければ、繰り返し購入してくれないからです。
例えば「ざるそば」と「天ざる」ざるそばは284キロカロリー、 天ざるは554キロカロリー。
明らかに天ざるのカロリーが高いですよね。しかも天ざるの天ぷらは太ると考えられている揚げ物です。
しかし、実際に太るのは「ざるそば」。
なぜなら、ざるそばは麺だけなので胃を約2~3時間で通過してしまいます。それだけ消化が良いので、胃が空になりやすい。つまり次の食事までに胃に空腹感をもたらしてしまうのです。
一方天ざるは、脂肪があるために胃から腸に到達するのに7~8時間かかります。つまりいつまでも胃にいるのでお腹が空かないのです。
しかも天ざるにはエビのタンパク質が含まれています。タンパク質は食べたカロリーを体温として発散させる効果があります。これはイカ天、ちくわ天、ささみ天などでも同じです。ただし「季節の野菜天」は、油の効果で野菜のもつベータカロテンの吸収の良くなり、アンチエイジング効果はありますが、体温として発散する効果は期待できません。
ざるそばは途中でお腹がすくのでついつい間食をしてしまいがち。するとカロリーの総合計は天ざるよりも越していることがほとんどなのです。
麺類では「ペスカトーレ(海の幸)」「ボンゴレロッソ(トマトソースのアサリ)、「タンメン(五目野菜炒め入り)」「冷やし中華」、ご飯ものなら「石焼きピビンバ」「天津飯」「海鮮チャーハン」「野菜トッピングのカレー」など。
ただしご飯ものはご飯そのものの量が多いので小盛りやご飯は2割程度残しましょう。
例えばカレーは普通盛りで300グラム。お茶碗2杯分もあります。小盛りで200グラムで1.5杯に抑えられます。*それでも多いですよね。
オススメしているメニューには共通点があります。それは「具の種類が多い」、「日頃食べることが少ない」食品を使っているということです。
食品には多く含まれている成分とあまり含まれていない成分があります。食品の種類が多いほど、それぞれがもつ栄養の過不足を補いあえるので栄養のバランスが取りやすくなるのです。
バランスの良い食事は、健康増進だけでなく体の代謝が良くなり、ダイエットにも効果的です。
書店店頭で数が少なくなっていた『図解 食べても食べても太らない法』が追加入荷されはじめています!ぜひ書店で山積みになっているのを見てみて下さいね!!
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7月14日(金)にダイヤモンドオンラインで『図解 食べても食べても太らない法』が詳しく解説されます。
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