こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。
『図解 食べても食べても太らない法』の1節である
『「塩ラーメン」は「とんこつ」より200キロカロリーも得』
がダイヤモンドオンライン(DOL)、グノシー、スマートニュース、ヤフーニュース(Y!)に取り上げられました!
どちらも人気記事となり、「シメにラーメンを食べたあとに心配になって読んだ!?」「ラーメンが好きだけど太るって気になってたのね」「どんだけラーメンが好き!?」という感想を持ってしまいました。
今号ではニュースでは紹介しきれなかった【なぜシメにラーメンが食べたくなるのか】について解説します。
お酒を飲むと「水分を摂っている」のにのどが乾きます。
しかし、この現象に自覚がない人も多いでしょう。
しかし、お酒を飲むとトイレが近くなりませんか?これはアルコールに利尿作用があるからです。ですから体からお酒は尿として水分が出て行ってしまいます。
しかもお酒に合うおつまみも塩味が効いたもの、塩分が多い料理との相性が良いので、血液中の塩分が多くなります。
すると体は多すぎる塩分を薄めようと水分が欲しくなります。
アルコールと塩分のダブル効果で水分が欲しくなる。つまりのどが乾くのです。
しかし飲み会での水分といえばお酒。こうして飲み続けてお酒の量が増えるのです。
ますますお酒が増えると今度は水分が出て行ってしまい過ぎてしまいます。
しかし、体に必要な水分を保つには一定の塩分が必要になります。といってもお酒が進んでいるということは、それなりにおつまみを食べてお腹が膨れています。
仕方なく水分補給として、本当はふさわしくないのにお酒が進む悪循環に陥るのです。
お酒は体に入ると肝臓で分解されます。最終的には二酸化炭素と水になるので、これは尿として出て行きます。
この分解をしてくれるのが肝臓です。
お酒は気持ちを明るくしてくれ、楽しいものですが、体にとっては毒です。
それがドンドン体に入ってくるので、肝臓は無毒化しようと分解をするのです。
その肝臓のエネルギー源になるのが炭水化物(糖質)。
お酒を飲んで、おつまみも沢山食べたのに「小腹が空いた」ような気分になるのは肝臓が糖質を欲しがっているからなのです。
お酒の影響で「水分」と「炭水化物」が欲しくなります。
体からやや足りなくなった水分をキープするためには「塩分」も必要。
そこでこの3つを全てまかなえるのが「ラーメン」。
ラーメンは麺が糖質、スープが水分と塩分を補給してくれるというオールインワンなメニュー!となるのです。
ラーメンだと太ってしまう!では代わりものはないのか?と考えてしまいませんか?
実は、全く同じ良さを持ったメニューに「うどん」があります。しかし、なぜ「うどん」ではなく「ラーメン」なのでしょうか?
これは、お酒で舌の感覚にアルコールが残っているため。お酒は塩分と脂肪分と味の相性がとても良いのです。なのでラーメンスープの脂の味を美味しく感じてしまうから「うどんよりラーメン」となるのです。
そこで、ほどよく塩分と脂肪が含まれて食べても太りにくいのが「しょうゆラーメン」。
からだ(肝臓)が欲しがっているのですから、ここはラーメンを食べておきましょう。食べ過ぎてしまった分は翌日以降の食事で調節すれば良いのです。
しかし、気合いでラーメンを食べない!とするなら代わりになるものがあります。
それが「スポーツドリンク」です。
適度な糖分、塩分、水分が含まれています。500ミリリットルぐらい飲めばラーメンの代わりにすることが出来ます。
ただし、ラーメンと比べて美味しさが段違いなので美味しいものを食べて下さいね。
ラーメンの種類によって大きくカロリーが違うので、どうせなら「美味しくて低カロリー」なメニューを選びたいですよね。
詳しいカロリーは『図解 食べても食べても太らない法』P45に写真付きで解説しています。お薦めは「しょうゆラーメン」。憶えておいて下さいね。
6月30日(金)にダイヤモンドオンラインで『図解 食べても食べても太らない法』が詳しく解説されます。
しかし、毎週金曜日にチェックするのは大変。ぜひダイヤモンドオンラインのメールマガジンにご登録ください。掲載された記事を忘れずに読むことが出来ます。
<ご注意>ダイヤモンドオンラインはツイッターでも記事を発信していますが、全ての記事ではありません。なのでメルマガがおすすめ。
もちろん私も登録しています。
『図解 食べても食べても太らない法』ご購入キャンペーンはコチラ(7月30日まで)
折角なので書店・セブンイレブン(大型店)でご購入下さいね。*セブンイレブンで見かけない時は書店にて!