こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。
ちょっとメルマガを休んでしまっていました。自分でビックリしたのですが、なんと3ヶ月。みなさん、私を忘れないで~~><
なぜかというと「体調不良」です。体調不良というと「風邪?「インフルエンザ?」と想像してしまうでしょう。
たしかに、風邪をひいたり、家族がひいて看病したりとありましたが、最大の体調不良は「ヤケド」。
フライパンでお肉を焼いていたら油はねをしたのです。それで右手(利き手)の親指まるごと+手首近くまで広範囲にヤケドをしてしまったのです。
私は調理実習の講師をしているので【ヤケドしたら、すぐ流水20分】と身についているはずなんですが、いざ自分のことになると「あつっ!」と思っただけ。
「はやく焼かないと肉が焼きすぎになる!」とそのまま調理を続けてしまったのです。(こういう時は直ぐに火を止めましょう!!)
それで、夕食づくりの真っ最中であったためにちょろちょろっと、たぶん20秒もないような時間、流水で冷やしただけで、置き薬を塗ってたんです。
すると時間の経過とともに巨大な水ぶくれが!ええーっと思っていたら、どんどんズキズキしてくるし熱いと感じたところはスポット(点)だったのに、面(指全体や手のひら)として広がってくるし。
さらに、利き手なだけに、食器洗いをすると水ぶくれが潰れる。
ハサミをつかったりすると持ち手に水ぶくれがあたって潰れる。ちょっと右手親指が何かに当たったら水ぶくれが潰れる。包丁を持つ、フライパンを持つと痛い。
「水ぶくれが潰れてはすぐにまた出来る」を何度も繰り返し、家事や仕事をする度にドンドンひどくなる、という有様に。
さすがに病院に行ったらギョっとされて「これ、2ヶ月かかりますよ」と言われたのでしたが、ホントに2ヶ月かかりました。
治療のため患部を防水に状態にしないといけなくて、調理関係はすべてゴム手袋使用。やりにくいので時間がかかるのなんの。
ヤケドをした指を使うと痛い、特に洗髪が辛い。こすれて痛いんですよ。もちろん、パソコンのキー入力もひきつれて痛い。(音声入力を試しましたが、PCもスマホもダメでした)
ということで、メルマガの原稿を書く余裕がなかったのです。
ここまでは私の事情なのですが、そこで助けてくれたのが主人(夫)です。
料理を手伝ってくれたり、食器の後片付けは全部してくれ、洗髪手伝いまでしてくれました。
そこでとても感謝した私は、主人の大好きな「チョコレート」「ケーキ」「牛肉」を貢ぎまくったわけです。
すると、当然なのですが、主人の体重が激増。「私のヤケドで主人がメタボ化」という訳のわからない状態に。
そこで慌ててお腹をひっこめようと作り出したのが今回紹介する「腹ぺた野菜スープ」です。
野菜は徹底的に低カロリー。食物繊維が多いので、食べた満足感が長続きします。そして水分が豊富。水分が多いと、それだけでお腹が膨れますが、たくさん飲むと胃から食欲増進効果のあるホルモンの分泌を抑えることができるのです。
1)ソーセージ2~4本を一口サイズにカット。2)玉ねぎは2つ割りにし、寝かせて更に半分にして1~2センチ幅にカット。赤・黄パプリカも同様。人参1本薄切り、きのこ1パック、あとは好みの野菜(キャベツ・大根・きゅうり・ピーマン・きのこなど)は小さめに切る。3)両手鍋に植物油を入れて1)を軽くいため、カットした野菜を炒める。玉ねぎがしんなりするとOK。ここで先に軽く塩をいれておくと時短できます。4)野菜から3センチぐらい上になるぐらい水を入れる。5)沸騰したら、チキンコンソメ2個、ブイヨン2個を入れて塩で味を調えて出来上がり。*コンソメとブイヨンはブレンドして2種類使うのが美味しさのコツ。6)残ったスープは密閉容器にいれて冷蔵庫保管。2日以内ぐらいに食べきるイメージで。
*1)のソーセージは、ベーコンや肉類に変更OK。*4)で水の代わりに缶詰のカットトマト+水でも美味しい。***幼児食や高齢者食にも使えます。
おかずとして1品いれるだけでカロリーダウンとボリュームアップ効果があります!
今回のヤケドは自分でもビックリしました。右手なので、自分でガーゼをまけなくて、そして太らせてしまって主人よ、マジごめん。
さて、24日(土)は埼玉県の大宮にて公益財団法人いきいき埼玉主催「若返りのためのシニアライフを考える」というテーマで講演講師をしてきました。
会場が「小ホール」とあったので気楽に行ったら「定員450名で満員御礼なんですよ」といわれてビックリ。いやいや小って規模じゃないでしょう。