こんにちは! 管理栄養士の菊池真由子です。
今回も、「あしたの健康」をお読みいただきありがとうございます!
さて、『食べても食べても太らない法』のご購入者特典として本の写真と感想をフェイスブックやブログなどに書くと、特典として本の内容が一層楽しめる『食べても食べても太らない法 特典漫画1&2』と2つの漫画がプレゼントされるキャンペーンを行っています。
作者はニコニコ静画で人気の「まことじ」「もやし女」のおふたり。
この漫画を読んだ方から
「くすっと笑えてダイエットが楽しくなった」
「本の内容が解りやすくなった」など
感想を頂いています。
まったく作風の違うマンガ家さんの作品なので「同じ原作本なのに、こんなに違う」と読み比べてみるのも楽しいですよ。
面白いマンガなので、ぜひゲットしてくださいね!
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さて、今号のテーマは「アイスクリームは100円程度がおすすめ」です。
アイスクリームは気温が22~23度になると売れ始める商品です。「暑いな~」と感じ始めたら欲しくなる食べ物、というところですね。
また、30度を超えると、かき氷のような氷菓が売れ始めるそうで、暑すぎると水分が多いものが欲しくなるようです。これは汗をかく量が関係しているのかもしれません。
さて、もちろん今の時期は暑いですからアイスが欲しくなります。そして、アイスが欲しくなる気温をしっかり見ると「22~23度」。つまり、冬の暖房が利いた時期でもアイスは食べたくなるスイーツなのです。
2014年の総務省家計調査によると1世帯あたりのアイスクリーム月額支出額は7、8月が最も多く、底は11月と2月。
真冬でも、12月や1月はクリスマスや年末年始休暇で案外食べている、ということがわかります。
そこで、「アイスは楽しみたいけれど、太りたくない!」という希望を叶えるのが「アイスは100円程度」です。
アイスクリームは含まれる乳脂肪が多いほど「美味しい」と感じます。乳脂肪の「脂肪」の味がおいしさの源です。脂肪の味は、本能的に美味しいと感じる味でやみつきになりやすいもの。また、コクを感じるのも脂肪の味です。
さらに甘い味も脳に幸福感を出す味。甘くて脂肪分のあるアイスは本能が欲しがるスイーツなのです。
ところが、この乳脂肪は原料として高めなのです。つまり、乳脂肪が多いほど価格が高くなってしまいます。ですから、価格が高いほど脂肪も多くなるのです。脂肪が多いと、そのぶん太りやすくなります。
『食べても食べても太らない法』では、わかりやすい例として高級アイスクリームの代表としてハーゲンダッツのミニカップ、おすすめ100円アイスとして グリコ 牧場しぼり を紹介しています。
ハーゲンダッツが203円
カロリー 244Kcal
脂質16.3グラム
グリコ 牧場しぼりが91円
カロリー 175Kcal
脂質8.5グラム
となっています。
たしかにハーゲンダッツのアイスクリームは美味しいのですけれど、カロリー、脂肪(脂質)が多めですね。
1日の間食に使えるカロリーは【200Kcal】です。わずかですが、超えているのも気になります。
ところが、100円で買える 「牧場しぼり」ならカロリーと脂肪の両方が抑えられて美味しさも満足できるレベルなのです。
価格が低すぎると、アイスキャンデーやシャーベット類になります。赤城乳業の「ガリガリ君」などが代表的です。しかし、今度は着色料など添加物が多くなってきて心配な部分が増えてくる人もいるでしょう。
なので、あまりに安い商品はカロリー以外の別の問題を抱えてくるのです。
ともかく100円という目安はとても役立つものです。
例えば、コンビニのセブンイレブンのオリジナルブランドのアイスクリームシリーズ。調べてみると、アイスクリームよりも乳脂肪が少ないはずのかき氷の商品もすべて100円を超えています。
脂肪は少なくても糖分が多い、というのが原因。原材料に費用をかけていれば、そのぶん美味しさはアップします。
美味しいけれどカロリーオーバーなのです。
ところで例外的に注意したいアイスがあります。
一部の商品では価格を抑えて美味しさをだすために乳脂肪が少なく、植物性脂肪をブレンドしてコクをだしているものがあるのです。乳脂肪は牛乳などに含まれているので、原料として価格が高めになります。そこで安い植物性脂肪をブレンドしてあるのですがこれもなかなか美味しく仕上げてあります。
なので、100円アイスでもうっかりするとカロリーオーバーになるものがあります。
例えば 森永の「MOW」シリーズなどがこれにあたります。
なので、
1) 価格は「100円程度」か
2) カロリーが200Kcalの範囲か
この2つが大きなチェックポイントです。
アイスクリームの種類は豊富で、新製品が次々でています。季節限定品もあり、店頭で迷うぐらいです。
美味しく食べて太らないには「まず100円!」を基準に選んでくださいね。
私のおすすめアイスで『食べても食べても太らない法』で収録しなかったものがあります。
それはグリコのパピコです。2本入りなので、食べ方に工夫が欲しかったので除外したのです。
パピコは、プラスティックの細いビン状のケース入りが2本入っています。なので「風呂上りにアイスでも」という軽い気持ちで食べたい時に、1本食べると太らずにアイスを楽しめるのです。残り1本も密閉容器なので、後日食べても風味は損なわれません。
実はアイスは1カップ全部食べなくても脳は美味しさを感じて満足しているのです。それでも1個食べてしまうのは惰性です。実は残り半分ぐらいは冷たさで舌の感覚がマヒして甘みなどをあまり感じていません。
なので、パピコ1本を食べておくと脳が満足して「食べたい」という食欲が1本82Kcalという低カロリーでムダな食欲が解消できておすすめです。