ダイエットクラスブログ

食べても食べても太らない法・太るのは栄養不足

2016年05月27日

こんにちは! 管理栄養士の菊池真由子です。

今回も、メルマガ「あしたの健康」をお読みいただきありがとうございます!

今号は、『食べても食べても太らない法』を刊行する記念にお送りします。
この記事は同書に収録されている内容をベースしたもので、いわば「無料お試し読み」です。

現在、アマゾンで予約受付中です!

今回のテーマは「太るのは栄養不足」です。

「え?食べ過ぎるのだからカロリーは十分じゃないの?」「太るぐらいなんだから栄養が余ってるんじゃないの?」と思っていませんか?

確かに 余分なカロリーは太る原因です。体に炭水化物(糖質)や脂肪はあふれていたら、脂肪になって体に溜まって太ります。

太る原因は脂肪だけではありません。糖質も余ると脂肪に変化して体の脂肪として溜まって太るのです。

太るほど栄養があるのに「栄養不足」というのはどういうことでしょう?

これは、糖質や脂肪を体のエネルギーとして分解して、発散させる【ビタミンB群】が不足しているからです。

口から入ってきた糖質や脂肪は代謝されてエネルギー源として消費していかないとどんどん体に溜まってしまうからです。

つまり【ビタミンB群】が不足してるから太るのです。

ビタミンB群とはビタミンB1とビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチンの8種類です。このビタミンB群が体内に十分にあると、食事が体のエネルギー源として効率よく使われるようになります。

ただし、ビタミンB群が揃って豊富な食品はありません。たとえば、ビタミンB1は豚肉に豊富に含まれていますし、ビタミンB2はモロヘイヤに豊富です。

そのなかで、比較的手軽にまんべんなくB群をとることが出来るのが穀類です。

米や胚芽米、小麦全粒粉を使った全粒粉パン(茶色い色がついた硬めのパン)です。これらはご飯やパンといった主食にあたるので、毎日欠かさず食べやすいのが特徴。食物繊維も豊富なのでお腹がスッキリしやすいです。

さらにほかのB群が豊富な食品や不足したらどうなるか?などは『食べても食べても太らない法』で詳しく解説しています。

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編集後記

ビタミンB群はサプリメントとしても発売されています。商品名が「B群」となっているもののほか複合体を意味する「Bコンプレックス」という名称のものもあります。

サプリメントは手軽に必要な栄養素や成分だけを摂取することに向いています。

しかし、痩せるためには、食品からとったほうがおすすめです。

というのも、B群を含む食品を食べると同時に食物繊維がとれたり、良質なタンパク質をはじめ、B1の効果を最大限に引き出す成分(アリシン)などを一緒に食べることができます。

つまり、B群だけでなく、ほかのダイエットの必要な栄養成分を摂ることが出来るのです。

ですので、食品からB群をとるようにしていきましょう!