ダイエットクラスブログ

ラジオで解説!若返って痩せるには牛ロース

2019年10月24日

こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。

先日9/24(火)、10/1(火)にラジオ出演!【J-wave Tokyo Morning Radio】『図解 食べれば食べるほど若くなる法』を解説しました。

そこで、今回のテーマはラジオで紹介した「若返って痩せるには牛ロース」についてです。

牛ロースは肌の乾燥とシワ対策にうってつけ

食べれば食べるほどに若くなるのに最も効果的なのが牛肉。若くてハリのある肌は動物性タンパク質に多く含まれているアミノ酸で作られています。髪も爪もたんぱく質が変形したもの。つまり肉を食べると美容に良いのです。

なかでも牛肉には不足しがちな鉄と亜鉛が豊富です。さらに牛肉には吸収効率の良いヘム鉄が多く含まれています。鉄と亜鉛は不足すると肌の若さに必要な潤い成分が作れなくなるのです。

肌は、年齢とともに肌細胞に含まれる水分量が減ってしまい、同時に新しい肌細胞に入れ替わるための時間が長くなってしまいます。

そこで、牛肉を食べることで、肌の水分量を支える成分を増やし、並行して新しい肌細胞に入れ替わることを促すのです。

肌は乾燥すると老けてみえる上にシワの原因になります。ですから牛肉はこれから空気が乾燥する時期に欠かせない食品なのです。

もちろん、牛肉には肌のつやをつくる脂肪も含んでいます。さらに脂肪の中にはコレステロールがあります。意外なことにコレステロールは肌細胞同士の隙間を埋めて肌から水分が逃げてしまうのを抑えてくれるのです。

ダイエットと肌の若返り効果がある牛肉

実は牛肉には、脂肪を燃焼させる成分が豊富。牛肉にはL-カルニチンがたくさんあります。このL-カルニチンは脂質の代謝を促進し、効率よく脂肪を燃焼します。

さらにL-カルニチンは、中性脂肪と脂肪の燃焼を促すので体脂肪を溜め込ませないダイエット効果があるのです。しかもL-カルニチンはコレステロールの増加を抑えて、血管壁に沈着するのを防ぎます。まさに血液と血管を若返らせる効果をもっているのです。

L-カルチニンが最も多いのは羊肉なのです。しかしあまり一般的ではなりませんよね。なので豚肉や鶏肉よりも牛肉なのです。

しかも牛肉にはビタミンB群が豊富。ビタミンB群は新陳代謝を活発にし、全身を若返らせる働きを持っています。逆に不足すると疲労感が強くなったり、疲労回復が遅い、頭痛やめまいを起こすこともあるのです。

太る牛肉、太らない牛肉

牛肉には脂肪がくっついてくるので、太る牛肉が存在します。

それはカルビや切り落としなどのバラ肉、霜降り、和牛、「上」と書かれた肉です。

これらの部位や種類は、肉の赤身の間に脂肪が入り混んでいるのでそぎ落とすことが無理です。

そこでお薦めなのがロースと肩ロース。脂肪の少ない輸入牛や交雑種がおすすめ。もちろん国産牛でも脂肪が控えめな「価格の安い」ものが目安です。

ロースなどは脂肪が赤身と脂身がくっきり分かれています。脂身の量も少なくすることができます。なので、食べ残したり、脂肪量を少なくカットして料理をすることができるのです。

ただし、焼くなど調理をする前にそぎ落としてしまうと焼き縮みやうま味が流れ出てしまい、美味しくありません。残すなら焼いたあと、が良いですね。

焼肉(網焼き)、ステーキ(フライパン焼き)、しゃぶしゃぶなどがお薦めの食べ方です。

編集後記

WEBサイトのダイヤモンドオンラインにて加齢臭を防ぐ記事を掲載してもらいました。

ぜひチェックしてみてくださいね!

40歳すぎたら「加齢臭」を防ぐ特製ジュース、その作り方は?

今回の牛肉については『図解 食べれば食べるほど若くなる法』からの解説です。ぜひ皆さんも手に取ってください!

図解 食べれば食べるほど若くなる法』のちょっとした立ち読みができます。イラストと解説が3ページぶんあります。