ダイエットクラスブログ

薬膳的なダイエット

2019年09月12日

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さて、今回のテーマは「薬膳的ダイエット」です。

もともとは「漢方の考え方でのダイエット」というリクエストを頂いていたのですが、漢方は医薬品に通じるので、管理栄養士では扱えないのです。(医師法、薬事法などを遵守するため)

そこで、漢方に近い考え方で食品を取り扱う「薬膳」をテーマにしました。しかし「薬膳」も民間伝承の食べ方であって「漢方っぽい食べ方」というイメージ単語なのです。そのあたりを踏まえて解説していきます。

薬膳の基本的な考え方

基本は「医食同源」という考え方で、食事で体調を整えることを目的としています。食品の持つ健康効果を引き出して、カラダの不調を収めていこういうものです。

その土台になる考え方には陰陽五行説というのがあります。しかし、それを語ると今日のメルマガは一杯一杯になるので、省きます。最低限だけ説明しておくと、食材を5つの性質「木」「火」「土」「金」「水」に分け、さらに「陰陽」と相反する2つの作用にも区分します。よく言われる「カラダを冷やす食べ物」は「陰」「カラダを温める食べ物」は「陽」です。

手っ取り早いのが「ショウガ」

薬膳的ダイエットでお薦めなのが「ショウガ」です。カラダを温める食べ物に分類されています。

慢性的な疲労感や倦怠感がある人などは「気力が落ちている人」として、カラダが冷えやすいと考えられています。そこで、カラダを温める食べ物としてショウガが勧められているのです。

ダイエットの基本は「気力が充実していること」があります。疲れていたり、ストレス、睡眠不足などで気力が落ちていると甘い物が欲しくなったり、やけ食い・やけ酒のように食欲が増進してしまうことがあります。つまり、心身ともに疲れていると太りやすくなるのです。

そこで、気持ちにゆとりをもたすためにショウガがぴったりなのです。

西洋医学の栄養学的にもショウガはおすすめ

薬膳の考え方で「ショウガでカラダを温めて痩せるか?」というと実証されていないので、何とも言えないのが本音です。確かにショウガを食べるとカラダは温まりやすいですが、例えば「あたたかい汁物におろしショウガが入っている」という場合などに「ショウガで温まった」と感じるのではないでしょうか。あたたかい甘酒などもそうですね。しかし、それはショウガの力だけでなく、もとの汁物や甘酒が温かいから「温かさ」を強く感じるだけです。

日本で主流の西洋医学の栄養学でショウガを解説すると辛味成分のジンゲロンにカラダのエネルギーの代謝を活発にし、カラダに蓄積した脂肪を燃やす働きがあるとされています。エネルギー代謝が活発になるとカラダは温まりやすくなりますし、脂肪燃焼効果は嬉しいですよね。

今回調べた範囲では、薬膳が元来「カラダの不調を整える」という考えなので、痩せる(肥満を抑える)ということには向いてなさそうです。

ですが、ショウガの薬膳的な効果である「気力を充実させる」というのは、余計な食欲を沸かせないことに役立ってくれます。そして、ジンゲロンの効果で脂肪燃焼効果が期待できるので、ダイエットにショウガを使うのは良いんではないかと思います。

ショウガの使い方は『図解 食べれば食べるほど若くなる法』P44にもあります。

刻みショウガを小さじ1~2杯を料理に使うぐらいが目安です。

ショウガは食べれば食べるほど効果があるわけでなく、食べ過ぎは胃痛など胃腸を荒らす原因になりやすいので量は守りましょう。

編集後記

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