ダイエットクラスブログ

味覚でダイエット。ワカメスープで痩せる

2019年08月26日

こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。

さて、今日8月26日(月)に新刊『図解 食べれば食べるほど若くなる法』が【本日発売】になりました!

文庫本で6万部と大ヒットベストセラー本がフルカラー、写真やイラストつきで、大幅パワーアップ。

ぜひお手に取ってください。

紫外線で肌のシミ対策や美白を考えている人には特におすすめです。もちろん、体型を若くするための「食べるダイエット」も解説してあります。

今回のテーマは「味覚で痩せる」です。

本来、味の濃いもの、漬け物や佃煮、カレーなどはその塩分でご飯が進んでしまいます。

なので「食べ過ぎの原因になるので味付けは薄味で」というのがダイエットの王道です。

しかし、今回は、シッカリ塩味がついているインスタントワカメスープに注目していきましょう。

本来は「だし」の味で味覚を沈静させるのが王道

だしの味などうまみの味は「もっと食べたい!」という食欲を抑えて、充分な満足感を与えてくれるのです。うま味は幅広い食品に含まれている成分で、特に昆布やかつお節、しいたけ、貝類に豊富です。そこで、このうま味をシッカリと感じるようにすると食べ過ぎを防いでくれます。

逆に全く含まれていないのが砂糖類と油。しかし、この2つは脳が欲しがる味なので「やみつき」「食べ出したら止まらない」という状態になりがち。こうなると食べ過ぎたり、カロリーオーバーになるのです。

うま味を引き出すのは塩味

食べ過ぎを抑えて、食べたい気持ちを静めるのに良いのがうま味ですが、この味は、単独では薄くて解りづらいのです。しかし、塩分と結びつくと、途端に美味しさがアップするのです。例えば昆布やかつお節の出汁を塩・醤油で味付けたすまし汁、貝からのうま味が出ている味噌汁などです。

塩味は、濃すぎると食欲を増加させてしまいますが、うま味を引き出す程度の塩味は満足感を深めてくれます。

そこでダイエットにおすすめなのが“舌トレ”。うま味とセットになっている塩味程度で美味しく食事を楽しめるように変化をつけていくのです。

インスタントワカメスープを使ってみよう

だしの味の効いたもの、といってもイチイチ昆布やかつお節、鶏ガラなどから取っていては面倒です。そこで顆粒だしなどがあるので、これを使うのもお薦め。

さらに手抜きとしておすすめなのが「インスタントワカメスープ」なのです。

インスタントのラーメン、味噌汁、スープ類は美味しさを出すために、顆粒だしのようなうま味調味料を使っています。

そのなかでワカメスープがお薦めなのは、これらのなかでも塩分が低いためです。

平均的なインスタント味噌汁で2.1グラム、ワカメスープなら1.6グラムと0.5グラムも差があります。

しかし、塩分が低くても美味しさを感じるのがインスタントワカメスープのすごさです。少ない塩分でも美味しさを感じるように「ねぎ塩」タイプなどは、コショウの風味を効かせて、食塩量が少なくても美味しく感じるように仕上げてあるますが、基本的に塩分が低め。

これを食前に飲むことで、うま味を取り入れ、食欲を落ち着かせていくのです。

うま味以外にも効果があり!

食前にワカメスープを飲むことは水分と塩分を取ることです。この暑い夏に、適度な水分と塩分は熱中症予防に効果的。

ほかにも、食前に水分をとることで、食欲を増進させるホルモンの分泌を抑えることができます。なので、ワカメスープのほか、お茶類もどんどん飲んで下さいね。

そしてワカメ。

ワカメにはフコキサンチンという脂肪燃焼効果のある成分を豊富に持っています。ワカメは徹底的に低カロリーなので、ダイエット効果はバッチリ。

暑い時期のダイエットにワカメスープを飲んでみてくださいね。

編集後記

ワカメスープの効果については『図解 食べれば食べるほど若くなる法』にて写真つきで紹介しています。ほかにも痩せて「体型を若くする」方法が載っていますので読んでみてください。

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