ダイエットクラスブログ

メンタルのストレスに強くなる食事

2019年04月17日

こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。

今回のテーマは「ストレス」です。ストレスは4種類ほどあるのですが、代表的なものが「肉体的疲れ」と「精神的な疲れ」です。

実はこの2つは切っても切れない関係があります。体が疲れていると気力も落ちますし、精神的な疲れがあると、体力も落ちてしまいます。

今回はこの2つの側面のうち、精神的な疲れについて解説していきます。

抗ストレスビタミンのパントテン酸

パントテン酸は余り聞き慣れないビタミンですが、ビタミンBの仲間です。別名「抗ストレスのビタミン」と呼ばれるほどストレスへの抵抗力をつけるビタミンです。(しかも善玉コレステロールを増やします)不足するとストレスに弱くなり、疲れやすくなります。

多く含む食品はレバー類、牛ヒレ、豚肩ロース、にじます、めかじき、いわし、たらこ、銀さけ、納豆、アボカド、モロヘイヤなど。

好き嫌いが分かれそうな食品が多めですが、ストレスが強いときは、毎日上記の食品を食べるのがおすすめ。取り過ぎの害はないので、多めに食べても安心です。

しかもストレスが強いとお酒やコーヒーの量が増えがち。ですがこの2つはパントテン酸を消耗させやすいのです。なので、お酒やコーヒーを減らすことが難しければ、より積極的に食べていきましょう。

果汁100%のオレンジジュースが効果的

パントテン酸と並んでストレス緩和に効果的なのがビタミンCです。果汁100%のオレンジジュースは手っ取り早くビタミンCをたっぷり取ることが出来ます。スーパーやコンビニで販売されている紙パック入りで充分です。わざわざオレンジをジューサーで搾る必要はありません。

ビタミンCは熱に弱いので、加熱していないジュースはビタミンC源として優秀です。しかも喫煙や日焼け(体にとってのストレス)や精神的なストレスがかかるほど、どんどん消耗してしまうので、多めに取り入れておきたいところです。

そして、ストレスが強いと体も疲れてしまいます。オレンジジュースには、体の疲れを軽くするクエン酸が豊富。

ですから、ストレスに対抗するために必要な栄養成分が2つも同時に入っているオレンジジュースがおススメなのです。

ストレスに甘い物、というのは気休め

ストレスがかかって心身ともに疲れている時に甘い物が欲しくなります。

甘い物は、甘い味が脳に幸福感を与え、糖分なので直ぐに脳や体のエネルギーになるので食べた2~3時間は「ほっと一息」つけます。

しかし、言い換えると2~3時間しか持たないのです。

ストレスは、その強さやストレスがかかる日数で受けるダメージが大きく変わってきます。ですが、ストレスで甘い物に手が出るぐらい疲れている時は甘い物で瞬間的にラクになるのも悪くはありません。

しかし、この「一瞬ラクになる」とうのがクセ者。このラクになった体験が脳に「甘いものは心地良い」と刻み込んでしまうので、やみつきになったり、食べたしたら止まらなくなるのです。

なので、1日1回ぐらいならお菓子も良いのですが、あとはオレンジジュースを飲むのがストレスで太らなくて済むコツなのです。

編集後記

大阪の両親が東京に転居することになり、手伝いでてんてこ舞いです。もとの大阪の家にあった荷物の片付けから、不動産業者との交渉、新しく家電を買い直すなど慣れないことや面倒くさいことの連続。心身時にくたくたになっています。

そこで、リラックスしたくて合間にコーヒーを・・といつも以上に飲む回数が増えてしまいました。今回は私への注意にもなる記事です。なので、カフェインレスのコーヒーに切り替え、納豆の回数を増やしたりしています。

モロヘイヤは料理レパートリーが少ないので思い切って「ネギを刻んで混ぜるだけ」の納豆のほうが飽きがこないのです。

ですが、睡眠が一番大事ですね。体が疲れていると、面倒なことをやりこなす気力が沸きません。

眠れないほどストレスがかかっている時は病院で相談するようにしてくださいね。

WEB記事がアップされているので、ぜひ!

痩せる食事の選び方低カロリーより具材たっぷりメニューがおすすめ

MYLOHAS「30日間の太らない食習慣4月2日から連続30日の連載です。ほかのダイエット記事も並んでいるのでお役立ち情報が満載です。

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