ダイエットクラスブログ

がんこな便秘をどうにかしたい

2019年03月20日

こんにちは 管理栄養士の菊池真由子です。

今日、3月21日(木) 主治医が見つかる診療所(TV東京系列)よる7時から 3時間スペシャル に出演します。

登場するのは「中性脂肪とコレステロールを下げる」のコーナーです。放送時間がながいので出演する時間帯を知りたかったのですが、そこは教えてもらえなかったので不明です。ゲストに中性脂肪やコレステロールを下げる料理を教えたり、料理の栄養的意味を解説したりとかしています。

ご覧になられたら、ぜひ感想などお送りください!(このメルマガに返信でOKです)

今回のテーマは「便秘」です。これも多くのリクエストを頂いていて、悩まれている方がたくさんいらっしゃるということです。そこで「これは効く」という方法を解説していきます。

まずはヨーグルト

便秘には原因がたくさんあるのですが、効果的なのがヨーグルトにある乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌をたくさん食べることです。

しかも特定保健用食品で「お腹の調子を整える」と書いてあるヨーグルト。商品名なら「明治ブルガリア」「森永ビフィダス」「メグミルク恵」です。

これを1日1回100グラム連続して食べることです。腸内に善玉菌をたくさん送り込むことで便秘が解消されやすくなります。

ミニカップのものは70~80グラムなのでヨーグルトそのものの量が少なく、含まれている善玉菌が少ないので、大きなパックを買って慣れるまでは計って食べることが必須です。

甘味が足りない場合は砂糖ではなくハチミツをつかいます。ハチミツにはオリゴ糖が含まれている良さがあります。オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになって善玉菌を活性化させてくれるのです。

自分に合ったヨーグルトを探す

ヨーグルトでも、メーカーによって含まれる善玉菌の種類や比率に違いがあります。

すると、自分の腸内の善玉菌の相性の良し悪しが出てくるのです。

そこで、A社のものを毎日100グラムを1週間から10日ぐらい連続して食べます。次にB社、C社と試して、最も排便がスムーズになりやすかった製品があなたにあったヨーグルトなのです。

善玉菌は3日で死ぬ

驚くかもしれませんが、口から入ってきた善玉菌は腸内で3日程度で死んでしまいます。死んだ善玉菌は、ある特殊な溶液を出して生きている善玉菌を活性化させる働きをもっています。そして死んだ善玉菌はうんちになって外に出るのです。なので、食べて、食べて、食べ続けてやっと便秘解消に善玉菌が働き出すのです。

なので、善玉菌で便秘解消をするなら「毎日食べて毎日出す」が理想的。少なくとも、2~3日に1回は出すようになるまで食べ続けましょう。

乳酸菌サプリメントを使う

乳酸菌のサプリメントはヨーグルトと比べものにならないぐらい大量の菌が入っています。このサプリメントを飲むことで、より腸内環境が良くなり、排便がスムーズになります。

そこで「腸で生きたまま届くサプリメントが良いの?」というご質問をうけますが、これは気にしなくて大丈夫です。菌の数が多いタイプを選ぶことが肝心。効果を実感出来るには1ヶ月ぐらいみておくと良いでしょう。

便秘の原因を見直す

便秘の原因は様々あります。運動不足、食物繊維不足、などもありますが薬の副作用や更年期障害の症状でも起こります。たいていの原因に対応できるのが「乳酸菌」ですが、薬の副作用は強力なので太刀打ちできないことがあります。

薬を服用している場合は主治医に相談してくださいね。

編集後記

<大阪で「食べても食べても太らないセミナー開催>3月24日(日)NHK文化センター京阪守口教室で「食べても食べても太らない法」のセミナーがあります!(13:00~14:30)

「食べても食べても太らない法」について熱く語ります。話を聞いただけで、痩せグセがついた人が多数!!

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