緑茶で何でもアリ

『緑茶に認知症予防効果か 金沢大が統計調査』
記事引用
金沢大医薬保健研究域医学系の山田正仁教授(神経内科学)の研究グループは15日、60歳以上の男女490人を対象に認知症の発症率を調べ、緑茶を毎日飲む習慣がある人の発症率が飲まない人に比べて3分の1程度だったと米科学誌電子版に発表した。

金沢大によると、コーヒーや紅茶についても調べたが、飲用習慣の有無による発症率の違いは見いだせなかった。

緑茶パワーってすごいですね。緑茶成分(主に注目されるのは渋み成分であるカテキン)で、がん予防や体の脂肪を燃えやすくするとか、いろんな健康効果があるようです。今度は認知症予防に効果があるかもしれないということです。

日本は世界的な長寿国。その原因の1つに医療技術の発達と医療の受け易さ、食生活などが挙げられています。その食生活のなかに、しっかりと溶け込んでいる緑茶。

いまは「がん予防」「体の脂肪を燃えやすくする(トクホ)」「認知症予防に役立つかも」と、健康効果は盛りだくさんですが、研究者の専門がバラバラです。
いっそ、専門領域の垣根を越えて「緑茶研究チーム」を作ってはどうでしょうか。徹底的に緑茶の健康効果を調べ尽くして、緑茶を輸出産業として育ててはどうかとも思います。折しも5/13に「経団連とJAグループ 連携強化へ」というニュースが入ってきました。

もっとも、緑茶に限らず、ほかの農作物でもやってほしいと思うでしょうし、可能性はあると思います。ただ、日本特有の食品で健康効果がアレコレ見つかっているということプッシュしてみただけです。
いま、りんごやなし、みかんあたりが味(品種)勝負で輸出を頑張っていて海外の一部地域で人気を博しているようですが関税のカベがきついとのこと。

もし私が外人で手頃な価格で「オレンジ」と「みかん」が並んでいたら絶対「みかん」を買います。似たような味なのに、みかんは手でむいて食べられるのに対して、オレンジは包丁がいります。面倒くささでオレンジの負けです。でも関税や諸般の規制で海外で似たような価格で並んではいないようです。

ところが、似たような果物や野菜が並列してあって、どちらかにずば抜けて素晴らしい健康効果があれば、高くてもそっちを買うと思います(主に先進国)。

頑張れ緑茶。

海外では渋くて飲みづらいらしく、加糖・微糖タイプのペットボトルがでているそうです。

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