お薬手帳をデジタル化できると便利なのに

待ち時間が途方もない病院というのがあります。
それは色んな理由があって仕方がないことなのです。

そこで登場し、普及しつつあるののが【のこり待ち時間を携帯電話に連絡してくれる】サービス。

銀行の順番待ち整理券とは全く性格の異なるもので、
これがあると待合室でぎゅうぎゅう詰めになって無駄な時間を過ごすこともなくなってきます。

私は眼科でコンタクトレンズの処方などで病院に行くときにはキンドル(電子書籍を読むデバイス)を持ち歩いて読書時間に充てますが、本気で風邪とかでしんどい時にそんなことはしてられません。

なんとか診察を終えても、今度は薬局。
だいたい接近した場所にあるので助かるのですが、ここで必要なのが「お薬手帳」。

この「お薬手帳」は、持病のある人、複数の病院に通院している人などには非常に大事なツールで、治療に欠かせないモノです。
軽視している人がまだまだ多いのですが、過去の投薬歴をみることで、医師が正しい治療・処方をするに重大な情報が詰め込まれています。
個人的には過去3冊分ぐらいは残しておいたほうが良いんじゃないかと思います。

ただ、ノートにシールを貼るというアナログなやり方も悪くもないんですけれど、
スマホのアプリがこれだけ充実してきているので
「アプリでのお薬手帳」があれば、管理が簡単でいいんじゃないかと思うんです。
お薬手帳は軽いものですが、もちものはなるべく減らしたいですし、
過去にさかのぼるのも簡単ではないでしょうか。

調べてみると アプリがないわけではないんですが、
アンドロイド版だけとかiOS版だけだったり、
特定の薬局でしか対応していない】。

そういったなかで新しい試み
薬剤師が自ら開発した電子お薬手帳「ファルモ」、神奈川県で実証へ
記事引用
処方歴や薬剤情報だけでなく、服薬方法を示す動画や服薬意義を伝える情報、
薬剤師と患者のコミュニケーション機能などを提供する。
服薬方法を示す動画では、吸入薬の正しいセットの仕方などを理解できる

これは従来の単純な「服薬履歴」だけでなく、「側にパーソナル薬剤師がいる」ような
かなりの優れものになるのではないかと思います。
どのようなデバイス展開をするのかはわかりませんが、
かなり期待しています。

実証検証をして、実現化して欲しいものです。かなり期待しています。

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