馬の肉を干した「さいぼし」
『さいぼし』 ってごぞんじですか?
知ってる人と知らない人の差が激しいうえに、食べた人はかなりハマってしまう食品です。
ほいほいと近所で売っているようなものでもなく、私も今回は頂き物でした。
食べると「う~ん おいしい!」
という、馬肉の干したもの です。
牛肉を干したものはビーフジャーキーとしてよく知られていますが、硬くてぺらぺらなものがほとんどです。
さいぼしは、ぺらぺら品にもありますが、それはハズレ品。 しっかりと厚みが5ミリぐらいあって、ソフトなかみ応え、強いて言うなら粒ガムぐらいのかみ応えがあります。
味がつけてあるのですが、醤油味っぽく、薄めです。
しかし、日頃馬肉を食べ慣れているわけではないので、馬肉の味を引き立たせる程度の味付けなのかどうかは断言できません。 ともかくそのままかじって食べますが、かむと味が口にじゆわ~ってひろがってきます。 もちろん、おかずにはなりません。おつまみです。
「さいぼし」という食品そのものには、悲しい歴史がありますが、だんだんメジャーになってきたような気がします。もし小売りでみかけたら食べてみてください。おすすめです。
色々調べてみたのですが、「さいぼし」を表現する漢字がわかりませんでした。
「干し」をあてていいのかわからなかったので、そのまままひらがな表記にしました。