世界の食肉業界が震撼する日

ヤバすぎる!「培養肉ハンバーグ」の衝撃

加工肉でもなく、成形肉でもない【培養肉】の登場。

近未来的フレーズですが、どこか不気味な印象。 不気味に感じるのは「培養」という単語であって、「どうやって培養を?」「培養で肉が出来るのか?」という【製造工程が想像できないから】かもしれません。

さて、この培養肉。記事によると

>牛の幹細胞をシャーレで培養して人工的に製造されたもの。
>試食会の参加者は「肉のジューシーさは無いが、食感は完璧だ」、
>「脂肪分がなく赤身の肉という感じだが、普通のハンバーガーを食べているようだ」

私が予想外に感じたのは「ベジタリアンに好評」とのこと。
確かに牛を殺傷しないわけだから彼らの理屈には合うのかもしれません。

さらに記事では

>試食会で出されたハンバーガー1個の値段は、研究費込みで【約3500万円】。

家が買えますよ。

>試算ではハンバーガー1個1400円で作れるまでになった。

それでも、どんな高級バーガー。

想像の域をでませんが、ハンバーガーにこだわっているところをみると、挽肉程度の大きさのものが出来ている、ということなのでしょう。 これを従来の加工肉と同じように成形肉にしていけば、ステーキに変身させることだって夢ではありません。

ただ、この培養肉。材料にされた幹細胞の牛がマトモなのかどうか。
そのへんにこの培養肉の安全性も関わってくるんじゃないかとも思えます。

いずれにせよ、世界の食肉業界が震撼する日がくるのかも